ふるさと納税サイト比較

話題の自治体直営のふるさと納税サイト 人気の秘訣を解説! さのちょくの「まとめ」

(2024年5月更新)
ふるさと納税でおすすめの自治体を調べると必ずと言って目にするのが泉佐野市。

話題性や返礼品の独自性も相まって、人気の理由が気になっている方も多いと思います。

この記事では、そんな泉佐野市が運営するサイト「さのちょく」を紹介していきます。

さのちょくの特徴

泉佐野市が直営しているサイト

さのちょくは、泉佐野市が直接運営している自治体直営型のふるさと納税サイトです。

自治体直営型のサイトは、複数の自治体の中から返礼品を探すことができるポータルサイトと違い、サイトを運営する自治体の返礼品のみを取り扱っています。

複数の自治体から探せるポータルサイトは利便性が高いですが、自治体直営型のサイトにもメリットがあるのです。

特に泉佐野市は、ふるさと納税に力を入れているため「さのちょく」から寄付するのもおすすめです。

直営型サイトの詳しい特徴についてはこちらの記事でも解説しています。

お得な返礼品が盛りだくさん

泉佐野市は返礼品にも力を入れている自治体です。

特に肉や米は還元率が非常に高い返礼品が多く、泉佐野市が人気の自治体である理由の一つなっています。

泉佐野市が属する大阪泉州地域のはタオル産業発祥の地と言われており、約130年の歴史をもつ「泉州タオル」も品質が高いと評判の返礼品です。

納税者からの寄付金額も全国で10位以内に入る上位の自治体になっており、泉佐野市の返礼品が愛されていることがわかりますね。

無期限のポイント制寄付で交換できる「さのちょくポイント」

泉佐野市は「ポイント制」を採用している自治体の一つです。

ポイント制とは、寄付金額に応じたポイントを受け取る寄付方法のことで、受け取ったポイントは有効期限内ならいつでも返礼品と交換することができます。

有効期限は1年から2年の自治体もありますが、さのちょくなら無期限のポイントを受け取ることができるのです。

ポイント制のメリットには、年をまたいで貯められる自由度もあるため、ポイントの期限が無い「さのちょくポイント」は使い勝手が良い寄付方法と言えます。

サイトの作りもしっかりしている

自治体が直営するサイトは他にもありますが、そのサイト構造は簡素なものも多いですが、さのちょくのサイトは作りがしっかりしているのも特徴です。

サイトの見た目もさることながら、ランキングや特集などのコンテンツを用意しているため直感的に返礼品を探せる点が魅力的。

検索のしやすさ・情報量ともに、ふるさと納税ポータルサイトと同じ水準で利用することができるのです。

また、さのちょくでは、返礼品の商品ページに、同じ返礼品のポータルサイトページへのリンクがついています(対象のサイトに掲載されている返礼品のみ)。

気に入った返礼品を見つけたら、さのちょく以外のサイトからも簡単に寄付することができるため、それぞれのポータルサイトで同じ返礼品を探すより、はるかに楽に寄付することができます。

ほかにも、返礼品を利用したレシピや生産者の取材などもあり、コンテンツ面が非常に充実しているのもうれしいですね。

 泉佐野市のふるさと納税は何がすごい?

ここまで紹介してきたとおり、さのちょくは他のふるさと納税ポータルサイトと比べても引けを取らない魅力をもったサイトですが、運営元である泉佐野市はふるさと納税で度々話題に上がっています。

検索サイトのサジェスト機能でも見受けられるほどですので、この記事を見ている方の中にも一度はその話題性が気になった方がいるのではないでしょうか。

ここでは、泉佐野市の人気や話題性の理由をわかりやすく解説します。

ふるさと納税を牽引してきた泉佐野市 人気の理由は・・・

泉佐野市は、ふるさと納税の黎明期から返礼品に力を入れていた自治体で、制度の利用者が少ない時期から、大阪市に本社がある航空会社「Peach」の航空券を購入できるポイントなどで人気を集めていました。

その後、制度の利用者が増えると自治体同士の競争が加速していきましたが、泉佐野市も換金可能なギフト券や還元率が異常に高い品物を返礼品にすることで人気を継続。

その人気は全自治体の中で寄付金額が1位を獲得するほどになりました。

総務省からの注意を受けることに

しかしこの行き過ぎた返礼品に対しては「地元の特産品とは言えないのでは?」「競争が高くなりすぎてふるさと納税の本来の役割を失っていないか」など疑問の声が上がりました。

総務省から「換金性のあるギフト券などを返礼品にしないこと」や「返礼割合は3割以下にすること」などの内容で度々注意する通知を受けてしまいます。

現在の「還元率3割以内」のルールはこの時期に盛り込まれたのですね。

それでも泉佐野市は高還元率の返礼品を継続。

さらには換金性についてもAmazonギフト券などを取り扱っていたため、ついに2019年には「ふるさと納税の対象自治体」から外されてしまいます。

ついには裁判に

この対応に納得がいかない泉佐野市は総務省との裁判を起こしました。

異例とも言えるこの裁判で、泉佐野市は最終的に勝訴し、2020年の夏には再びふるさと納税の寄付受け入れが出来るようになりました。

現在の泉佐野市 人気の理由は?

再開後は、Peachのポイントやギフト券などは取り扱いをやめていますが、現在も人気の高さは健在で、全自治体の中でも寄付金額が上位10位以内に入っていることからもわかります。

その理由は5割を超える高還元率の返礼品やタオルなどの特産品、記事前半で紹介した直営サイト「さのちょく」の使いやすさなどにあるようです。

還元率が5割を超えている点について疑問に思われるかもしれませんが、還元率のルールはあくまで「原価」の3割以内。

自治体の工夫によっては、市場価格と比較すると3割を超える高還元率の返礼品が用意できます。

その点で泉佐野市は並々ならぬ工夫をしているのですね。

還元率について詳しくはこちらの記事で解説しています。

2023年の改定による影響は?

2023年の10月からは、ふるさと納税の制度に一部改訂がありました。

主な改定内容は、経費の扱いが厳格化されたことですが、それによって、一部の自治体では、自治体独自のサイトとポータルサイトで値段に違いがる場合があります。

泉佐野市では、一部の返礼品でポータルサイトに掲載されている返礼品よりも、さのちょくに掲載されている同品のほうが寄付金額が低く設定されているものもあります。

寄付先の自治体としても非常におすすめですので、迷っている方はぜひ一度「さのちょく」サイトを訪れてみてください。

特徴とメリットを一言で簡単に

さのちょくについて詳しく解説してきましたが、特徴やメリットを簡単にまとめてみました。

「さのちょく」の特徴

・泉佐野市が直接運営する「自治体直営」型のサイト
・特産品の「泉州タオル」は品質が高く人気
・ふるさと納税制度では他の自治体をけん引してきた立役者的存在
・総務省との裁判などでも話題に

自治体が直営するサイトの中でも特に、納税者の期待を裏切らない楽しさがあるサイトと言えますね。

「さのちょく」のメリット

・肉などに代表される還元率の高い返礼品がある
・「さのちょくポイント」は無期限で使いやすい
・サイトが充実していて返礼品も探しやすい
・2023年10月改定前の駆け込み寄付におすすめの自治体

話題性だけでなく実用的でお得な点も、さのちょくの魅力。

きちんと、選びたくなるメリットがあるサイトです。

さのちょくのまとめ

この記事では、さのちょくについて紹介してきました。

泉佐野市は何かと注目を集める自治体で、返礼品も攻め込んだものが多いですが、それだけに還元率の高さや特産品は魅力的です。

過去には、ふるさと納税の制度を大きく世間に広めた牽引的な役割も果たしていた自治体の一つ。

その特徴は現在も健在のため、気になった方はぜひ「さのちょく」で返礼品を探してみてくださいね。

ふるさと納税 まとめでは、7つのふるさと納税サイトの返礼品を、「横断検索」、または「比較検索」することができます。

ふるさと納税サイトは、どのサイトもコンテンツが充実していますが、サイトごとに返礼品を検索しようとすると、比較するサイトの数だけ手間が増えてしまいます・・・

そこまで手間をかけるのは面倒だけど、ふるさと納税をお得に利用したい!という方は、ぜひ一度、当サイトの「横断検索」や「比較検索」をご活用ください。

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