熊本県南関町のふるさと納税に関するまとめページです。
こちらから南関町の返礼品を検索できます
▽南関町のふるさと納税サイトはこちら
ここからは、熊本県南関町の自治体の特徴と、ふるさと納税の返礼品について解説した記事になります。
南関町の自治体の特徴や人気の返礼品が知りたい方におすすめの内容です。
南関町(熊本県)ってどんなところ?
まずは、南関町の特徴や魅力を見てみましょう。
歴史ある交通の要所
南関町は熊本県の北西にある、人口約8,000人の福岡県と隣接する自治体です。
町名の由来は、関町に置かれていた関所から来ており、熊本では昔から北の交通の要所として栄える街です。
関町には、江戸時代に大名らが参勤交代の旅程で休息をとっていた茶屋が「南関御茶屋跡」として今も残っており、建物と庭園を見学することもできます。
他にも、「鷹ノ原城の跡地」や、西南戦争時代の痕跡をのこす「城ノ原官軍墓地」など歴史に関連するスポットが多くあります。
旅の途中に足を運べば、この地に流れる歴史を感じることができるでしょう。
歴史や文化を体感したい方にとっては、観光地としても見どころある自治体です。
地味深い自然信仰に癒される
南関町は、古き良き里山の風情を残す町です。
水のきれいな川が多く、琵琶瀬川の「ホタルの里公園」はホタルの里百選にも選ばれており、全国的なホタルの名所として知られています。
5月の下旬以降に町を訪れると、川の周りでは数多のホタルが飛び交う幻想的な風景を見せてくれるでしょう。
また、九州北部から阿蘇山への道中に位置する南関町は、阿蘇の自然信仰が色濃く表れた町でもあります。
信仰を象徴する「大津山阿蘇神社」は大津山の中腹にあり、阿蘇の神々を祀っています。
ここではご利益が得られるだけでなく、見晴らしの良い境内から大津山付近の自然を一望することも可能です。
付近には「大津山公園」もあり、四季折々の花が咲き誇る園内を散策すれば、気軽に大津山の自然に触れられます。
春になると色とりどりの花が咲き、同じ季節でも時期によって異なる花の色が訪れる人を出迎えてくれます。
特に、つつじや桜が満開になる時期は、花々が織りなす景色が美しく、一見の価値があります。
大津山公園には関所の名残である冠木門があり、ここにも関所の町としての歴史が残っています。
木造の門が山の景色に佇んでいる様子を見れば、歴史の趣と自然風景のつながりを感じることができるでしょう。
山頂まで登ると、有明海を挟んだ長崎方面や、南東に広がる阿蘇山の景観を楽しむことができます。
大津山阿蘇神社に併設されている「大津山生目八幡宮」は眼病にご利益があるとされているため、健康を願うために参拝するのもおすすめです。
南関町の特産品
南関そうめん
南関町の特産品のひとつが、「南関そうめん」です。
地元で昔から作られている手延べそうめんで、名物として人気があります。
約2メートルもある長い麺を巻いて作った「曲げそうめん」は、一般的なそうめんとは違い、輪っか状に束ねられた状態で出来上がります。
細く、コシがしっかりしている南関そうめんは、まさに自治体を代表する絶品の品。
織物のように繊細な麺がすべて手作業で作られているというのですから、その味と知名度も納得です。
南関あげ
続いて紹介するのが「南関あげ」です。
「あげ」とはお揚げのことで、九州地方全域で親しまれている油揚げです。
単に品質が良いだけでなく、普通の油揚げとは少し違った特徴を持っています。
具体的には…
・油抜きが不要
・賞味期限が約3か月間と長い
・味しみがよく、独特の触感がある
などです。
味しみがよく存在感もあり、使える料理のバリエーションも広く、油抜き不要で手軽なため根強い人気を持つ特産品です。
熊本を代表する陶芸品の数々
南関町は、江戸時代から続く、熊本の陶芸文化の中心となる自治体でもあります。
「古小代の里公園」は熊本を代表する焼き物「小代焼」発祥の地であり、ろくろ場跡を含む窯跡が残っており、江戸時代当時にどのような環境で作陶をしていたのかを知ることができます。
歴史的にも、この地域で陶芸が盛んだったことが伺えますね。
現在でも、小代焼のほかにも三池焼の窯元もあり、地域を代表する窯元が集まっています。
三池焼の窯元は作陶体験なども行っており、観光スポットとしても人気があります。
公園で歴史ある陶芸地の跡を見た後に、実際の窯元を訪れて陶芸品を購入、作陶体験までできる、焼き物がまるごと楽しめる自治体です。
自治体が直営するサイトの特徴と使い勝手
ここからは、南関町のふるさと納税について紹介していきます。
南関町には、ポータルサイトを介さず自治体に直接寄付ができる、独自のふるさと納税サイトがあります。
ここでは、南関町のふるさと納税サイトについて解説します。
サイトの特徴と機能
南関町のふるさと納税サイトは、検索機能の使いやすさが特徴です。
トップページには返礼品のランキングがあり、欲しい情報がまとまっているサイトデザインが使い勝手を良くしています。
このランキングは返礼品全体だけでなく、5種類のカテゴリでそれぞれのランキングもわかるようになっており、探したいカテゴリの人気商品を一目で見つけることができます。
また、町の特徴を紹介するコンテンツも豊富です。
やはり自治体独自のサイトだけあり、自治体や返礼品の見どころがわかりやすく紹介されています。
使いやすい点
南関町のふるさと納税サイトは、自治体独自の返礼品が見つけやすい点が使いやすいです。
キーワード入力欄こそありませんが、画像が豊富で、上記のランキング機能もあるため返礼品検索に不便を感じることがありません。
トップページに掲載されているカテゴリは自治体の特産品が中心になっており、自治体独自の返礼品にどんなものがあるか、わかりやすくなっています。
中には「匠」という他のサイトでは見られないようなカテゴリもあり、見ているだけでも楽しいサイト作りになっています。
サイトの利用方法 会員登録の手順、寄付の手続きなど
南関町のふるさと納税サイトでは、サイトから直接寄付の申し込みができます。
申し込み方法は、最初に特典を選んで、カートに入れてから必要情報を入力するネットショッピングなどと似た方式になっています。
南関町で寄付するためには会員登録が必要になります。
会員登録すると、ポイント残高や返礼品の配送状況の確認など、便利な機能を利用することができるようになります。
南関町では「ポイント制度」を導入しています。
まず1,000円で500pt相当のポイントに寄付し、その後、希望の特産品と引き換える形になります。
寄付の申し込みは1,000円単位で、例えば4,900ポイントの返礼品と交換したい場合は、10,000円(5,000pt)寄付する必要があります。
支払い方法には、クレジットカードと郵便・銀行での振替が利用できます。
また、ワンストップ申請を利用する場合は、寄付の申請画面で「寄附金税額控除に係る申告特例申請書を要望する」にチェックをしておくとよいでしょう。
南関町の返礼品 おすすめや還元率が高い返礼品も紹介!
南関町はふるさと納税の返礼品にも、ここまでに紹介した自治体の特徴が表れています。
自治体独自の返礼品が盛りだくさん。
ここからは南関町の返礼品を紹介していきます。
南関そうめん
南関町の返礼品でまず味わいたいのが、南関そうめん。
サイトの中でも人気の返礼品が、15束入りのこちらの返礼品です。
南関あげ
同じく人気があるのは南関あげです。
いろいろな料理に応用が利く4点セットがお得で、人気があります。
陶芸品や、サイトで人気の返礼品も
そのほかにも、伝統焼き物の小代焼や
熊本名物のいきなり団子
数量限定の冷凍イチゴなどもサイト内ランキングで上位に位置しています。
【数量限定】農家直送 南関町産 冷凍いちご(新品種すず) 3Kg
自治体の魅力を味わうための返礼品の選び方のポイント
返礼品は還元率以外も考慮して選ぶのがおすすめです。
特に、自治体独自のふるさと納税サイトを利用するなら、それ以上に隠れた良品や地域独自のグルメなどに出会うチャンスでもあります。
普段はできない体験や地域への貢献など、ふるさと納税の楽しみ方は多様です。
お得さも大事ですが、他の要素とのバランスを考えて返礼品を選ぶのもまた賢い選択と言えます。
特に、一部の工芸品などは、市場価格の調査がむずかしい場合もあるので、一期一会の出会いを楽しんでみるのも面白いかもしれませんね。
寄付金の使い道
南関町では、2024年9月現在6種類の使い道から選ぶことができます。
・移住、定住支援
・子育て支援
・産業興行支援
・ふるさとの花と緑をふやす
・旧石井邸の保存改修事業
・町長におまかせ
寄付金の使い道はふるさと納税の本懐でもありますので、ぜひ気になった使い方を選んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
この記事では、南関町(熊本県)の自治体とふるさと納税の特徴について解説しました。
南関町は、関所の名残としての茶屋や、焼き物を作る作陶場の跡地など、江戸時代から残る文化財が点在している、歴史と文化が根付く自治体です。
福岡と熊本をまたぐ高速道路や、作陶体験ができる窯元などの存在により、町の歴史が形を変えて現在まで受け継がれていることを、視覚的にも実感できます。
また、大津山などハイキング感覚で登れる山もあるため、気軽に大パノラマの風景を味わえるのもこの町の魅力の一つです。
「歴史が残す古き良き町並み」と「九州が持つ原生の自然」のコントラストは、その景色を見た人を懐かしくも雄大な気持ちにさせてくれるでしょう。
そんな環境の中で育まれた特産物の素麺や油揚げ、陶芸品などは、どれも歴史や自然に裏打ちされた魅力があります。
滋味深い南関町の魅力にひかれた方は、サイトを訪れてみてはいかがでしょうか。
観光情報などが気になった方は、返礼品にホテルの宿泊券を選んで、現地へ足を運んでみるのもおすすめです。