ふるさと納税では「ふるさとチョイス」などのポータルサイトのほかにも、自治体が直接運営しているサイトが増えています。
ポータルサイトに比べるとあまり知られていないため、今回は直営サイトがどんなものなのかを紹介していきます。
自治体直営サイトとは?
ふるさと納税では、各自治体のホームページで返礼品を探すこともできますが、中には特設サイトを直接運営している自治体もあります。
通常、寄付するなら、「ふるさとチョイス」や「さとふる」などの“ポータルサイト”から寄付するのが一般的ですが、自治体直営のサイトから寄付することにもメリットがあります。
直営サイトに寄付するメリットは?
ふるさと納税のポータルサイトから寄付した場合、寄付額の一部をサイトの運営業者に手数料として支払う場合が多いとされています。
しかし、直営サイトの場合はこの手数料がなくなり、自治体が行政サービスに利用できる金額が充実します。
より自治体に対する貢献度が増えるわけです。
もともと、ふるさと納税には地方都市を応援する役割があるため、これは嬉しい点と言えますね。
また、ポイント制度を利用している自治体の場合、年度をまたいで貯めたポイントで高額な返礼品と交換するなど、寄付方法の幅を広げることができます。
年末などの期限ぎりぎりに寄付した場合でも、返礼品は季節の旬などに応じて申し込めるため、年明けに冷蔵庫の容量を気にせずに済む点も
デメリットはある?
自治体の直営サイトでは、寄付金額の還元等はないので、この点はポータルサイトと比べるとデメリットになります。
また、一つの自治体で探せる返礼品は数が限られるため、複数の自治体からまとめて探せない点も人によっては煩わしく感じるでしょう。
ふるさと納税 まとめ では特設サイトのある自治体の返礼品を検索でるページをよういしていますので、ぜひご利用ください。
直営サイトがある自治体を紹介
ここでは、自治体直営サイトのある自治体の一部を紹介します。
各自治体でさまざまな魅力がありますので、気になる自治体があれば、ぜひ直営サイトを訪れてみてくださいね。
全国の直営サイト一覧はこちらのページからもご確認いただけます!
大阪府泉佐野市
泉佐野市は、ふるさと納税の黎明期から返礼品などに力を入れていた自治体です。
競争が激化してからも、還元率や独自の返礼品で人気を集めて、ふるさと納税の普及をけん引してきました。
換金性の高い返礼品などの行き過ぎた政策を総務省に指摘され、一時はふるさと納税の制度そのものから対象外とされてしまいましたが、2020年に無事復帰が認められています。
2022年も寄付金額が10位以内になっており、種類が多く、幅広い返礼品が人気の理由です。
ポイント制寄付の「さのちょくポイント」なら有効期限がないため、2年以上のポイントを貯めて高額の返礼品と交換できるところも泉佐野市の魅力です。
福岡県福智町
福地町は、福岡グルメが魅力の自治体で、あまおう苺や八女茶、もつ鍋などの他にもブランド米の夢つくしなどもあり、返礼品が充実しています。
無期限のポイント制寄付を導入していましたが、2024年3月末には制度を終了するとのことで、利用の際はご注意ください。
山梨県富士吉田市
こちらも2022年は寄付金額が10位以内の人気自治体です。
シャインマスカットなどのフルーツはもちろん、伝統の織物を利用した傘やネクタイなども人気です。
また、富士急ハイランドのチケットなどもあり、レジャー関連の返礼品もおすすめ
生産者から返礼品を探せるサイトの作りも面白いですね。
まとめ
ふるさと納税のポータルサイトはお得な還元サービスがあるなどメリットもありますが、自治体の直営サイトから寄付することで地方都市をより応援することができます。
自治体によっては独自の返礼品を用意していたり、ポイント制などで通常ではできない寄付をできるメリットもありますので、一度自治体の直営サイトを覗いてみてはいかがでしょうか。
ふるさと納税 まとめ(内部リンク)では、7つのふるさと納税サイトの返礼品を、「横断検索」、または「比較検索」することができます。
ふるさと納税サイトは、どのサイトもコンテンツが充実していますが、サイトごとに返礼品を検索しようとすると、比較するサイトの数だけ手間が増えてしまいます・・・
そこまで手間をかけるのは面倒だけど、ふるさと納税をお得に利用したい!という方は、ぜひ一度、当サイトの「横断検索」や「比較検索」をご活用ください。