ふるさと納税サイトの比較記事などを見ていると、このサイトはポイント還元が魅力などの紹介をよく見ます。
しかし実際にAmazonギフト券やPayPayポイントを獲得するならどのサイトが一番良いか?については時期や状況によって異なることも多いです。
お得なサイトが何処になるのかを比較した記事があれば欲しいという方のために、状況ごとに分けて、まとめて比較してみました。
ふるさと納税を返礼品の還元率以外の面でもお得に利用するためにも、サイト選びの参考にしてください。
ただし、あくまで各種ポイントサービスのポイント還元率はどちらがお得か? を比較したものですので、どのサイトを利用するかは使い勝手や返礼品も含めて選ぶことをおすすめします。
基本的にはどのサイトも利用者の使いやすさを考えて作られているため、比較に迷ったらこちらの記事も参考にしてみてください。
結論から知りたい人向け
詳しい検証よりも先に結論から知りたい!とお急ぎの方へ、先ずはざっくりどのサイトがお得かまとめてみました。
なお、細かいエントリーの条件などは本記事では触れていませんので、気になるサイトは一度公式サイトのキャンペーン情報を確認することをおすすめします。
エントリー後に思っていたのと違うということにならないためにも、詳しいエントリー方法や自分が適応条件に当てはまるのかを確認してから申し込みましょう。
楽天ポイント
楽天ポイントは還元率が最大30%の「楽天ふるさと納税」
普段あまり楽天を使わない人は、「ふるなび」がお得
楽天ポイントについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
Amazonギフト券
Amazonギフト券はポイント還元率が最大20%の「ふるなび」
一度でもふるなびで寄付したことがある人は、「ふるさとプレミアム」がおすすめ
(ふるさとプレミアムはクラウドファンディング対象商品への寄付が前提です)
paypayポイント
paypayポイントはポイント還元率が最大20%の「ふるなび」
paypay商品券への寄付をするなら「さとふる」もおすすめ
dポイント
dポイントは還元率が最大20%のふるなび 一択
2023年5月時点の各サイトのポイント還元率
楽天ふるさと納税
楽天についてはボリュームがあるため、ここでは簡単な特徴だけ紹介します。
こちらの記事でまとめて解説していますので、併せて参考にしてください。
楽天ポイント 最大30%
5種類のポイントアッププログラム
最大の30%にするためには楽天ショップで買い物や、楽天の他のサービスを利用する必要がある
ふるなび
「ふるなび」は、最大の20%と、交換先サービスの幅広さが魅力です。
ここまで幅広く4種類ものサービスに対応しているのは、現状「ふるなび」だけです。
キャンペーンで寄付金額に応じてふるなびコインを獲得
獲得したコインはAmazonギフト券、楽天ポイント、paypayポイント、dポイントに交換可能
得×得キャンペーンの12%とデビューキャンペーン8%で計最大20%のキャンペーン
期間は5月31日まで
対象ユーザーが違う2種類のキャンペーン
得×得キャンペーンは「ふるなび」で会員登録している全員がエントリーできるキャンペーンで、寄付方法と支払い方法に応じて7~12%の「ふるなびコイン」がもらえる内容になっています。
一方、デビューキャンペーンの方は「ふるなび」で初めて寄付をする方が対象で、エントリーするとポイント還元率が8%加算されます。
両方にエントリー可能な場合、得×得が最低の7%でもデビューと合わせて15%、ふるなびトラベルへの寄付で、特定の支払い方法なら20%になります。
得×得キャンペーンの詳しい条件
ふるなびからの寄付 | 7% |
ふるなびカタログへの寄付 | 8% |
クラウドファンディング対象への寄付 | 9% |
お店でふるなび美食体験への寄付 | 11% |
ふるなびトラベルへの寄付 | 11% |
さとふる
さとふるは毎月PayPayポイントに絞ったキャンペーンを開催しています。
PayPayとの連携が強いサイトですが、特定の返礼品への寄付が前提になっている点は使いづらい印象を受けます。
paypayポイントを寄付額の最大12%分獲得できるキャンペーン
3つのキャンペーンに分かれる
期間は5月30日まで
「さとふる」の3つのキャンペーンを解説
さとふるの日 | 5.5% |
さとふるマイステップ | 1.5%(ゴールドランク) |
PayPay商品券に寄付 | 5% |
さとふるの日は、3と8のつく日に寄付をすることで条件を達成できます。
さとふるマイステップはランクアップシステムで、レギュラーからゴールドまで4つのステップがあり、条件を満たすごとにランクが上がります。
ただしランクは条件を達成した月の翌月から上がる仕組みで、寄付した月の前月までに条件を達成しておく必要がある点には注意が必要。
3つ目の「お礼品」は、「PayPay商品券」という返礼品に寄付することで、ポイント還元率が5%加算されるものです。
PayPay商品券は、寄付した自治体の飲食店や宿泊施設で利用できる、商品券タイプの返礼品で、普段利用しているPayPayアプリで利用できます。
ふるさとプレミアム
ふるさとプレミアムは安定して同じポイント還元率のキャンペーンを開催しています。
最大のポイント還元率も13%と比較的高く、条件も緩い手軽さが魅力です。
Amazonギフト券、QUOカードPay ともに寄付金の最大13%獲得可能
条件はエントリー+ふるさとプレミアムでの寄付のみ
通常の寄付は 7% クラウドファンディングに寄付で 13%
詳しい比較
Amazonギフト券は「ふるなび」と「ふるさとプレミアム」の2強
Amazonギフト券を交換できる主なサイトは、「ふるなび」と「ふるさとプレミアム」です。
両サイトでポイント還元率が最大のパターンを比較してみます。
- ふるなび 20%
- ふるさとプレミアム 13%
「ふるなび」で寄付したほうがお得に見えますが、今回比較する2つのサイトは、「ふるなび」のデビューキャンペーンが対象になるかによって変わってきます。
そこで、5月の両サイトのキャンペーン内訳を簡単にまとめてみました。
ふるなび
- 得×得キャンペーン 7~12%
- デビューキャンペーン 8%
ふるさとプレミアム
- 通常の寄付 7% / クラウドファンディング対象への寄付 13%
「ふるなび」のデビューキャンペーンは、「ふるなび」での寄付が初めての人が条件なので、過去に1度でも「ふるなび」で寄付したことがある場合はキャンペーン対象から外れてしまいます。
また、得×得キャンペーンは、各サイトのポイント還元率で紹介した通り、寄付する返礼品によって変動します。
一方「ふるさとプレミアム」は、エントリーした人全員が対象で、クラウドファンディング対象を選ぶだけで最大の13%と、条件も楽に達成できます。
以上のことから・・・
「ふるなび」のデビューキャンペーンが対象の場合
「ふるなび」は2つのキャンペーンを合わせると、最低でも15%になります。
対して「ふるさとプレミアム」は最大でも13%のため、「ふるなび」がお得です。
「ふるなび」のデビューキャンペーンを1度でも利用したことがある人
「ふるなび」は得×得キャンペーンのみが対象になるので、最大でも12%です
「ふるさとプレミアム」はクラウドファンディング対象商品を選ぶだけで13%
このパターンの方は「ふるさとプレミアム」でクラウドファンディング対象の返礼品を探すのがおすすめです。
どちらのサイトも最小のポイント還元率で考えた場合は
両サイトともに7%で、条件を比較して最小になる場合はどちらのサイトでも変わりません。
「ふるなび」でデビューキャンペーンを既に利用済みで、「ふるさとプレミアム」のクラウドファンディング対象返礼品がない方が対象です。
そのうえで、「ふるなび」の得×得キャンペーンの還元率が低くなるパターンを比較しています。
お得に利用することを考えるなら稀なケースではありますが、強いて言うなら、支払い方法の条件を満たせば8%になる「ふるなび」が若干優位です。
Amazonギフト券のまとめ
ふるなび | ふるさとプレミアム | |
「ふるなび」での寄付が初めて | 15~20% | 13% |
デビューキャンペーンをすでに利用した | 7~12% | 13% |
ポイント還元率が最小 | 7%(決済方法で+1%) | 7% |
PayPayポイントなら「ふるなび」が圧倒的におすすめ!
PayPayポイントは、現在「ふるなび」と「さとふる」の比較になります。
結論としては「ふるなび」での寄付がお得です。
「さとふる」もポイント還元率は高いですが、2023年5月現在は、サイトを初めて利用する方に向けたキャンペーンで「ふるなび」が優位になっています。
では詳しく見てみましょう。
「ふるなび」のデビューキャンペーンの対象になる方は、得×得キャンペーンと合わせると最低でも15%以上になる「ふるなび」で寄付をしたほうがお得です。
デビューキャンペーンが対象外でも、paypay商品券という返礼品への寄付を考えていなければ、「ふるなび」での寄付がお得なケースが多いです。
「ふるなび」はAmazonギフト券でも触れたので重ねてになりますが、両者のキャンペーン内容を簡単にまとめてみます。
ふるなび
- 得得キャンペーン 7~12%
- デビューキャンペーン 8%
通常の寄付→得×得キャンペーン7% +デビューキャンペーン対象→15%
ふるなびトラベルへの寄付→得×得キャンペーン11%+デビューキャンペーン対象→19%
支払い方法にPayPayなどの指定された方法で決済するとさらに+1%
さとふる
- さとふるの日 5.5%
- さとふるマイステップ 0~1.5%
- paypay商品券への寄付 5%
さとふるの日だけ→5.5% +マイステップ最大→7%
寄付先がpaypay商品券→10.5% +マイステップ最大→12%
「さとふる」には、さとふるマイステップという、満たした条件の数に応じてポイント還元率が高くなっていく、いわゆるステップアップシステムがありますが、ここが最大のゴールドランクでも寄付先にpaypay商品券を選ばなければ、「ふるなび」の最低の還元率を超えることはありません。
以上のことから
デビューキャンペーン対象の方
最低でも15%になる「ふるなび」、対して「さとふる」は最大でも12%なので、ポイント還元率は基本的に「ふるなび」のほうが高いです。
「ふるなび」で一度でも寄付したことがある方
「ふるなび」は何に寄付するかでポイント還元率が変わりますが、最低でも7%です。
一方の「さとふる」は、さとふるマイステップが最大のゴールドランクでも7%になります。
また、「ふるなび」はPayPayで決済するなど、支払い方法の条件を満たすだけで1%加算されて8%のポイント還元率になるので、お得さで選ぶなら「ふるなび」になります。
PayPay商品券に寄付する予定のない方は「ふるなび」での寄付で問題ないでしょう。
ふるなび | さとふる | |
「ふるなび」での寄付が初めて | 15%~20% | 5.5%~12% |
デビューキャンペーンは既に利用した | 7%~ 12% | 5.5%~7% |
PayPay商品券に寄付したい | 入手手段なし | 5.5%~12% |
dポイントなら「ふるなび」
最後に、dポイントについてですが、dポイントは高倍率のポイント還元を受けられるサイトが「ふるなび」になります。
「ふるさとチョイス」でも支払い方法にd払いを選ぶことでポイント還元されるキャンペーンをやっていますが、最大4.5%と、「ふるなび」に比べると低いです。
お得にdポイントを獲得するなら、「ふるなび」がおすすめです。
ポイント還元率の「まとめ」
この記事では、お得なポイント還元サービスについて比較してみました。
幅広いサービスに対応している「ふるなび」がお得さでは一歩抜けています。
条件によって多少変わりますが、今まで1度も「ふるなび」を利用したことがない方は、Amazonギフト券やPayPayポイント目的で「ふるなび」に登録してみてはいかがでしょうか。
2023年5月末デビューキャンペーンが開催されていますので、期間間に「ふるなび」を利用するのもおすすめです。
ふるさと納税 まとめでは、7つのふるさと納税サイトと一部の自治体の返礼品を、「横断検索」、または「比較検索」することができます。
ふるさと納税サイトは、どのサイトもコンテンツが充実していますが、サイトごとに返礼品を検索しようとすると、比較するサイトの数だけ手間が増えてしまいます・・・ そこまで手間をかけるのは面倒だけど、ふるさと納税をお得に利用したい!という方は、ぜひ一度、当サイトの「横断検索」や「比較検索」をご活用ください。